HISTORY

BMXの発展を願って

このパークからいつかオリンピック選手が出る事。
もっと大きくいうと金メダリストが出る事。
そしてBMXがもっともっと世の中の人に知られて
人気が出たらいいなと思っている。

ここのみんなで、そして八女、福岡からBMXを盛り上げていきたい
こう話すのはこのYAKATA BMX PARKを作った鉄骨建設を本業としている

株式会社舘工業の社長 古舘 康

株式会社館工業外観

きっかけは一目惚れ

きっかけは、インスタグラムで見た
BMXに乗る少年の姿に社長が一目惚れをしたこと。

趣味であり仕事でもあるドローンや一眼レフを使って、
この子の映像や写真を撮りたいと思った社長が、少年にDMを送ったことで交流が始まり
パーク建設へと繋がっていく。

その少年の名は松本翔海(しょあ)、
現在中学1年生のどこにでもいそうな普通の男の子。
しかしBMXに乗った瞬間雰囲気が一気に変わる。

飛んで回って転んで・・・立ち上がってまた飛んで回る。

目を見張るような様々な技を繰り出していく彼の姿にさらに夢中になっていく社長。
表彰台の常連でもある彼を追っかける日々が始まる。

彼を撮る内に技の凄さだけでなく、
彼のひた向きな努力や練習する姿を見てもっと応援したいとの思いが強くなった社長が、
ある日翔海くんの自宅を訪ねると、目に飛び込んできたのは翔海くんのお父さんが手作りした特製練習場。

自宅敷地内いっぱいに立っているお手製パークを見て社長は思った・・・
「鉄骨建設が十八番の自分にならもっと広くて安全で思い切って練習できるパークを作れる」

その事をお父さんに話すと
「いつかもっと大きなお手製練習場を作りたいと思って実は自宅横の広い土地を購入済みです」
との言葉と同時に子供たち、そしてBMXへの熱い思いを聞くこととなる。

これはやるしかない!!パークを作るしかない!!
そう思った社長はすぐに動き出し・・・
構想から半年、共感した様々な人、機関からの協力を受け今のパークが出来上がる。

YAKATA PARK 完成

無事、YAKATA BMX PARKが完成し翔海君だけでなく
各地のBMXライダー達からは喜びの声が聞けると共に、 まだ自転車にも乗れなかった子供たちが
体験にきてBMXに乗れるようになり
走り回る姿を見てこのパークを作って良かった!
と日々口にしている社長。

色々な方の思いが詰まったYAKATA BMX PARKにぜひみなさん一度来てみてください。
たくさんのライダーが連日楽しそうにBMXに乗ってますよ。

あ、もっとこの話を聞きたい方はお気軽にお声掛けください♪
まだまだ物語はあります

ちなみに・・・
私もパークと翔海君の話を聞いて社長に共感し
惚れ込んで頼み込んで入社しました

舘工業 広報 嶋添

館工業社長と松本兄弟